【体コラム】vol.42~体の重心が、脚のラインを決める?!~
- 2017年04月25日
- 体コラム
※このコラムは、以前メールマガジンでお伝えしたものを、バックナンバーとして
転載しております。
これまでの「体コラム」の一覧は、こちらをご覧ください。
こんにちは。
プライベートな体づくりを行う「BODY MOTION」主宰の和美です。
いよいよ東京も桜が開花し、春らしくなって参りました。
春になると、女性は久しぶりにスカートをはいてみたり、男性もハーフパンツ
になってみたりと服装も軽やかになってきます。
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軽やかなファッションで気になるところ。
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さて、そんな軽やかなファッションになったときに、
「あら、大変!」
と、気になるところ。
足首、二の腕、いろいろと気になる部分はあるでしょうが、“レッグライン”も
その一つではないでしょうか?
とくに、O脚や、外側のふくらはぎのハリなどは、短いパンツやスカートでは
隠すことができません。
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そもそも、なんでO脚になるの?
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特に、気づいた時にはもう、治らないもの…として諦めがちなのが、O脚の悩み。
なんとか膝を閉じようと、内腿トレーニングに励んだという方もいらっしゃるの
ではないでしょうか。
でも、内腿の筋力アップは、ずっと継続できるのであれば効果がありますが、
脚がO脚に開いてしまう根本原因を解決しないことには、一生筋力トレーニングを
し続けなければ、なりません。
では、根本原因はどこから来るのかというと、、、。
その多くは、普段の「体の重心」に原因があります。
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体の重心が、スタイル(骨格)を作る。
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この、重心とは体のスタイル(骨格)を作るすべての原因とも言えるポイントなので
語り尽くせない部分があるのですが、簡単にいうと、普段の重心が、1)前もも、
2)丹田(下腹)、3)お尻、にあるのかで、脚のラインが変わってきます。
まず、1)は、いわゆる「でっ尻」タイプ。この場合は、前ももが硬く張り出しやすいのが
特徴です。ただ、スタジオではよく、「私、昔でっ尻だと言われて…」という方が
いらっしゃいますが、実際にでっ尻である方はまれです。
それに対し、2)は、いわゆる理想型になるのですが、こちらもほとんどいらっしゃいません。
一番多いのは、3)のお尻(体の後ろ側)に重心があるタイプです。
お尻が硬くコチコチになっている方、お尻の両脇や、お尻の下にペコっと凹んだように
筋肉の硬直があるかたは、体の後ろ側でバランスをとっている可能性があります。
そのような状態になると、本来、丹田を中心にひとつにまとまっているはずの重心が
2つに分かれ、やがてそれが外に流れ…
気づいた時には、脚のラインがO脚に。
そして、外側に逃げた力が、将来的に膝や足首に負担をかけるということも、少なく
ありません。
そこで!
本日は、体の外&後ろに流れた重心を中心に集め、不必要なお尻の緊張をとる「O脚改善」
エクササイズをご紹介いたします。
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O脚、外もものハリの解消に♪
脚のラインを整え内腿に力をつける「ショルダーブリッジ」
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【準備:膝に挟むようのフェイスタオルを準備します。】
1)仰向けに寝て両膝を90度弱に折り曲げ、膝の間に厚さ4-5cmに折りたたんだタオルを
挟みます。
※足幅は内腿に力が入る程度に数センチあけます。
2) 息を吐いてお腹を細めながらタオルを挟み、そのままお尻を持ち上げます。
※この時、お尻は硬くならないようリラックスして、タオルを挟んだ膝を遠くに差し
出します。
3)そのまま、お腹を細めて膝を遠くに差しだしながら、背骨を上から順に床に下して
いきます。
※この時、お尻はリラックスしたまま高い位置をキープし、内腿を伸ばすイメージを
保ちましょう。
4)しっかりと膝を閉じたまま、丁寧に最初のポジションまで下ろします。
※お尻の重さを感じるようリラックスしながら、おへそを凹ませて、2-3回繰り返します。
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→→以上です。
「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
普段、お尻で重心をとっている方は、このエクササイズをすると自動的にお尻にスイッチが
入ってしまうので、「お尻のリラックス」が分かりにくいかもしれません。
その際は、一度持ち上げた状態でお尻を揺らし、リラックスした状態を確認してから内腿を
遠くに伸ばしてください。(この時、お腹を細めるのをお忘れなく。)
徐々に内腿やお腹に力が入るようになり、体の中心に力が集まるようになりますよ。
≪このエクササイズのポイント≫
『お腹を細めながら、膝を閉じて遠くに伸ばす!(お尻は高い位置をキープ!!)』
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脚のライン改善だけでなく、お腹を引き上げて、ぽっこり下腹を解消するにもおすすめです。
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■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2017.03.24号より)