【体コラム】vol.50~ジーパン(デニム)を格好良く履ける体になるには?(ぽっこり下腹編)~
- 2018年01月20日
- 体コラム
※このコラムは、以前メールマガジンでお伝えしたものを、バックナンバーとして
転載しております。
これまでの「体コラム」の一覧は、こちらをご覧ください。
こんにちは。
プライベートな体づくりを行う「BODY MOTION」主宰の和美です。
さて、今年も最後のメルマガとなりました。
いつもご愛読をいただいている皆さま、本当にありがとうございます。
年末に向けて3回連載でお届けしているジーパンを格好良履くシリーズ
ですが、最終回の今日は「下腹ぽっこり(外もものハリ)」にフォーカス
してお届けいたします。
◆・・・・・
下腹ぽっこりの原因は?!
◆・・・・・
さて、今回テーマとなる、下腹ぽっこりの体型についてですが、下腹が
ぽっこりとして悩まれている方の場合、多くは「外ももが張っている」のと
セットで悩まれています。
理由は、下腹がぽっこりするのは、腹筋の中でも一番深層にあり、お腹を
コルセットのように支える「腹横筋」が緩むことによって起こるためです。
また、その状態が長く続くことで、骨盤が開いて脚の外に力がかかり、結果
として外ももの筋肉が発達してしまいます。
ですから、そのためにはウエストを細める働きのある腹横筋を日頃から
鍛えておくことが大切なのですが、もう少し体全体のことを考えると、腹横筋が
働きやすくするための別のポイントも見えてきます。
◆・・・・・
垂れ尻?or出っ尻??
◆・・・・・
先ほど、ぽっこりした下腹を凹ませるには、深層にある腹筋が大切であると
お伝えしました。
しかし、例えば姿勢が猫背であったりして、お尻が垂れた状態でいると、、、。
腰が後ろに湾曲した状態で体を使うため、よほど意識をしない限りは、
深層の腹筋ではなく、体の表面にある腹筋を働かせてしまいます。
また、逆にお尻を突き出した出っ尻姿勢になっていると、、、。
腹筋を使うべき動きを前のももを使って行ってしまうので、深層の腹筋を使う
よりも、前腿のハリを増強してしまうことに繋がるのです。
◆・・・・・
深層の腹筋を使える姿勢を作るポイントは?
◆・・・・・
つまり、お腹を細める働きのある、深層の腹筋(腹横筋)を使うためには、
垂れ尻でも出っ尻でもない、ニュートラルな姿勢をつくりながら、トレーニング
を行うことが重要です。
そうすることで、深層の腹筋を上手に働かせながら、姿勢が崩れにくい体を
つくることが可能になります。
そこで!
本日は、姿勢改善と下腹の引き上げが同時にできるトレーニングをご紹介
いたします。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ぽっこり下腹を改善する
ウエスト伸ばして「カールアップ(腹筋)」EX
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:仰向けで寝られるスペースを確保し、膝に挟むためのタオルかクッション
を準備してください。】
1)仰向けで寝て膝を90度に立て、膝の間に握り拳大に畳んだタオル(または
クッションを挟んでください。
(足幅は握り拳1個分開きます。)
2) 両手を後頭部に置き、息を吐きながら背骨を伸ばしておヘソを背骨に引き寄せます。
(この時内腿に力を入れてウエストを上下に引き伸ばします。)
3)2)を数回繰り返して、肩をリラックスしてお腹を細められるようになったら、
息を吐きながら上半身を持ち上げます。
(いわゆる腹筋の姿勢。ですが、恥骨を軽く下に向けるイメージで、出来るだけ
背骨が長く伸びるイメージを持ちましょう。)
4)息を吸いながら、背骨を一本ずつ床につけていくように、元に戻します。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→以上です。
「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
一般の腹筋に比べると注意するポイントが多くて少し難しく感じてしまったかも
しれませんが、「お腹周りがひきしまっている!」と感じればOKです。
もし、「お腹だけ」が押し込まれるような感じがして、腰が緩んで床について
いるようだったら、(2)のウエストの引き伸ばしで、まずは腰の方も引き締まる
感じを掴んでみてくださいね。
≪このエクササイズのポイント≫
『ウエストを上下に伸ばして、肩をリラックスしてお腹を細める!』
——————————————————————————
しっかりと深層の筋肉が使えているかのチェックは、お気軽にお尋ねくださいね♪
——————————————————————————
*BODY MOTIONでは「体コラム」と「和美ごはん」をメールマガジンにて配信しております。
(月2回)ご購読をご希望の方は、こちらからどうぞ。
http://body-motion.net/mail_mag-2
※【体コラム】これまでのバックナンバーはこちらをご覧ください。
⇒⇒http://body-motion.net/body-column/
■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2017.12.27号より)