· 

ジップロックで梅干し作り:前編  

 

なんだか今年は暦を忘れがちな不思議な年となりましたね。

でも、自然は変わらず成長を続け、今年もそろそろ梅の季節です。

 

本日は、以前ご紹介して好評をいただいた、「梅干し」の手軽な作り方を

ご紹介致します。梅のよい香りに包まれて、心も体もリフレッシュできますよ♪

 

≪このレシピのお薦めポイント≫

☆ ジップロックとダンボール(樽代わり)、ペットボトル(重石替わり)でOK!

☆ お酢と焼酎効果で、減塩してもカビを防止!

☆ 赤じその塩もみをしない、減塩レシピです。

 

 —————————————————

「梅干し」をご家庭で手軽に手作り♪

『ジップロックで梅干し作り』:前編  

——————————————————

※材料(梅2kg分) 

≪ジップロックで手作り梅干し≫

梅    2kg

食塩   240g(材料の12%)

お酢   70cc

焼酎   70cc

赤じそ  (葉300g) 1/2から1把 

 

ジップロック(大)2袋

ペットボトル 3L分

 

(梅1個分 :9.5 Kcal / 蛋白質0.2g 脂質0.2g)

——————————————————–

 

★作り方★ ≪梅の「下漬け」≫

 

※まだ熟していない青梅を購入された場合は、梅が黄色く色づくまで置いて下さい。

 

1.熟して黄色味を帯びた梅を水で洗います。

(皮が破れないように、布で優しく汚れをふき取ります。)

 

2.洗った梅を新聞紙に広げ、風を送ってよく乾かします。(カビを防ぐため)

 

3.梅が乾いたら、楊枝の先で梅のヘタを取り除きます。

 

4.(3)の梅をジップロックに入れ、食塩をまんべんなくまぶします。

 

5.(4)に、焼酎とお酢を加えます。

 

6.ジップロックを2重にして空気を抜いてチャックをしっかり閉じ、袋を上下

させて漬け汁をよく馴染ませます。

 

7.(6)を箱(ダンボールなどでOK)に入れ、水を入れたペットボトルで重石

(2Lペットボトルに1.5L水×2本etc.)をします。

 

8.1日1回、袋をひっくり返して、漬け汁がまんべんなく混ざるようにします。

※袋が膨らんでいる場合は空気を抜き、チャックをしっかり閉めましょう!

 

9.梅酢(梅のお汁)が出てきたら、ペットボトルの重さを半分にします。

(梅が潰れない程度の重さに、重さを調節してください。)

 

10.赤じそに漬ける場合は、このまま2週間程冷暗所で保存します。

 

※赤じそに漬けない「白梅干し」の場合は、このまま土用の天日干し(7/20頃)

まで、冷暗所(または、冷蔵庫)で保存すればOKです。

 

 

★赤じそ液の作り方★≪梅の「本漬け」≫

 

11.赤じそを水でよく洗い、新聞紙に広げて2-3時間、風を当てて乾かします。

(茎付きのものを使う場合は、洗って乾いたら茎から葉の部分を取って使います。)

 

12.下漬けをした時に出た梅酢(100cc)で赤じその葉を2-3分揉み、アク出しを

します。

 

13.よく絞った赤じそを別のボールに移し、更に100ccの梅酢を加えて揉みだします。

(梅酢が赤く色づきます。)

 

14.下漬けした(10)の梅の間に(13)の赤じそをまんべんなく入れ、色づいた梅酢も

加え、チャックを閉めます。

 

15.再び、箱の中に戻し、下漬けの半分の重さの重石をして(ペットボトルの水の

量で調節)、冷暗所(または冷蔵庫)で土用の日(梅雨が明ける7月20日頃)まで

保存します。

 

※袋が膨らんだら空気抜きをして、1日おきにひっくり返します。

 

⇒今回は、ここまで。

この後は、梅雨が明けた後の「天日干し」に続きます・・・。