※このコラムは、以前メールマガジンでお伝えしたものを、バックナンバーとして
転載しております。
これまでの「体コラム」の一覧は、こちらをご覧ください。
こんにちは。
プライベートな体づくりを行う「BODY MOTION」主宰の和美です。
今年の冬は、本当に寒いですね。スタジオも今年は、あったか毛布を敷いたり、
加湿器をたいたりと寒さ対策に追われておりますが、皆さまはいかがお過ごし
でしょうか?
さて、今年1回目の体コラムですが、今回はちょっと今までとは視点をかえて、
エクササイズではなく「体ケア」をご紹介いたします。
体の芯がどうしても温まらないと感じている方は、是非最後までご覧ください♪
◆・・・・・
最近の皆さまの、お体事情より。
◆・・・・・
なぜ、今回はエクササイズではなく体ケアを取り上げるかというと、、、
それは最近、皆さまの
「体がかたまっている!!」
と感じることが多いから。
体がかたまることの原因は、冬の寒さで体を縮こまらせていることも一つでしょう。
でもそれ以上に、現代人は仕事などで「同じ動作」や「同じ姿勢」でいることが
多く、体の一部に集中したコリ(筋肉の部分硬直)を作ってしまっているように
思います。
◆・・・・・
「腕疲れ」は、溜まっていませんか?
◆・・・・・
体の疲れが集中する場所として、特に気になるのは、「腕」です。
おそらく、普段「腕が疲れている」と感じている方は少ないのではないでしょうか。
でも、腕が疲れると、、、
・腕の重さを首で支えようとするため、「肩こり」をつくりやすくなります。
・腕を支えようと胸の筋肉が硬直し「呼吸が浅く」なり、「ぐっすり眠れない」
状態になることがあります。
これらの症状を感じている方は、いらっしゃいませんか?
コリの改善のため、首から肩、胸などの大きな筋肉をストレッチをすることは、
もちろん有効です。ただその先にある腕の筋肉が、デスクワークの連続などで
硬直したままでいると、ストレッチの効果は半減し、たとえ一時的に体が楽に
なったとしも、再び同じ肩こりや胸の硬直を起こしてしまいます。
腕の疲れは感じづらいかもしれませんが、体を根本から改善するためには、
日ごろ腕に溜まった部分疲労をしっかりととっておくことがとても大切です。
そこで!
本日は、ご自宅で気軽にできる体ケア、「ひじ湯」をご紹介いたします。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
体ケア紹介:呼吸を楽にして首‐肩&頭の疲れをとる!「ひじ湯」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:洗面器に熱めのお湯(※)を入れ、乾いたタオルを準備します。】
※なんとか手をつけていられる位の熱さが◎。
1)両ひじを、洗面器のお湯につけます。
※肩の力を抜いて頭をリラックスして行ってください。
2) お湯がぬるくなったらタオルでふき取り、もう一度熱めのお湯を準備します。
3)1)と同じように、2回目のひじ湯をします。
4)またお湯が冷めたら、タオルでしっかりと水気をふき取ります。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→以上です。
「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
この「ひじ湯」は、2回くり返すことがポイントです。
一度温めて緩んだ筋肉が、少し冷めて引き締まり、また温めて緩むことで、かたく
縮こまっていた筋肉の芯から緩むのです。
また、ひじ湯の間はできるだけ頭をリラックスして、深い呼吸を心掛けてください。
腕(肘)と首の緊張、そして首の中を走る迷走神経と脳の疲労は関係しています。
頭も一緒にリラックスして、緊張しやすくなっている過敏な神経を休めましょう。
更に、胸や肋骨周りの筋肉は腕との関係が深いため、深い呼吸を意識すると
呼吸がしやすくなり、深い眠りが期待できますよ。
≪このエクササイズのポイント≫
『深い呼吸で頭をリラックスさせ、ひじ湯は2回行う!』
——————————————————————————
首周りのリンパの流れ改善も期待できるので、「のど風邪」や「花粉症」の始まり
にもおすすめです。
—————————————————————————–
*BODY MOTIONでは「体コラム」と「和美ごはん」をメールマガジンにて配信しております。
(月2回)ご購読をご希望の方は、こちらからどうぞ。
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※【体コラム】これまでのバックナンバーはこちらをご覧ください。
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■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2017.01.27号より)
※このコラムは、以前メールマガジンでお伝えしたものを、バックナンバーとして
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こんにちは。
プライベートな体づくりを行う「BODY MOTION」主宰の和美です。
今年のクリスマスはちょうど3連休にあたり、美味しく楽しい週末をすごされたという
方もいらっしゃるのではないでしょうか。
クリスマスが過ぎると、年末、お正月、新年会と、まだまだ美味しいイベントが目白押し!
ーですが、美味しく食べた後の、メタボ対策は万全でしょうか?
◆・・・・・
メタボ腹は、なぜできるの?
◆・・・・・
さて、最近ではメタボ検診もだいぶ世の中に浸透してきましたが、検診ではウエスト
ではなく、お腹のもっと下(お臍の高さ)の周囲長を図ります。
それは下腹の周囲長が「内臓脂肪」の量と比例することに由来し、内臓脂肪が多いと
糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病にかかるリスクが高いといわれています。
では、そもそもなぜ、下腹にお肉がついてしまうのでしょう?
その原因はいくつか考えられますが、体の「動き」に着目して考えると、現代人に
失われつつある、ある動きと関係があるように思われます。
◆・・・・・
股関節の動きと、下腹の関係
◆・・・・・
私たち現代人の生活は、昔よりも立ったりしゃがんだりすることが少なく、正座よりも
椅子に座ることが多くなりました。
すると、
脚の付け根を折り曲げる「股関節」の動きが少なくなり、、、
→骨盤の角度が変わることで、お尻がダラリと垂れ下がり、
→下がったお尻と脚の筋肉がくっついて硬くなり、
→更に、股関節の動きが悪くなります。
その結果、股関節の周りにあるコアの筋力が落ち、下腹にお肉がつきやすくなるのです。
股関節の動きの低下による下腹のお肉は、美的な美しさを損なうだけでなく、股関節の
痛みを伴う股関節症や、生活習慣病のもとになります。
健康寿命を延ばすためにも、お尻と脚の筋肉硬直を解消することはとても重要です。
そこで!
本日は、寝たままで股関節を動かし、お尻と脚の境目の筋肉を呼び覚ますエクササイズを
ご紹介いたします。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:股関節の動きを改善し、下腹を凹ませる
寝たままできる“膝の引き寄せEX”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:仰向けで膝を立てて寝られるスペースを確保します。】
1)仰向けて寝て、両脚を揃えて膝を立てます。
(腕は下に伸ばします)
2) そのまま膝を天井に向かって持ち上げ、膝を90度に折り曲げます。
3)2)の姿勢でおへそを凹ませお尻の穴を軽く閉じ、息を吐いて内腿を閉じ、
【両膝が遠くを通るように】意識しながら、膝を胸に引き寄せます。
4)お尻の下の方がストレッチされ、脚の付け根が折れ曲がるのを感じたら、元に戻し
ます。
5)3)-4)を2-3回繰り返します。
※お腹が膨らんだり、肩や胸に力が入らないよう注意してください。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
このエクササイズは、膝が遠くを通るイメージを持つ時と、そうでない時とで大きく
効果が異なります。
実際にやってみて、違いを感じてみてください。
その違いが、下腹のお肉を解消する秘訣ですよ?!
≪このエクササイズのポイント≫
『おへそを凹ませ、膝が遠くを通るイメージで引き寄せる!』
——————————————————————————
椅子に座ってよい姿勢を保てない方の、股関節筋力UPにもおすすめです♪
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■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2016.12.26号より)
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こんにちは。
プライベートな体づくりを行う「BODY MOTION」主宰の和美です。
今年の冬は急な寒暖差が厳しく、体調を崩されている方も多いようですが、
皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
さて、ここまで3回に渡って連続企画でお届けしてきた「細くて長い脚づくり」
は、今回が最終編です。
◆・・・・・
「立ち姿」が美しくなった次は・・・。
◆・・・・・
まず1回目は脚のレッグラインを整え、2回目は、美しく長い脚で立つために、
コアの筋肉を引き上げ、重心を高くするエクササイズをお届けいたしました。
【その1】“脚のインナーマッスル引き伸ばしEX”【準備編】
http://body-motion.net/body-colum_36
【その2】“コアの引き上げ(ルルベアップ)EX”【立姿編】
http://body-motion.net/body-colum_37
そして、今回は美しい立ち姿から、更に一歩進んで、「美しく長い脚で歩く!」
ためのエクササイズにチャレンジしたいと思います。
◆・・・・・
美しく長い脚で歩くポイントは?
◆・・・・・
実は、美しく長い脚で歩く為のポイントについては、このメールマガジンでも
以前ご紹介しました。
皆さま、覚えていらっしゃるでしょうか??
脚を長く見せるためのポイント。
それは、、、
…
…(Thinking timeです…)
ハイ、
「腰から脚だと思って歩く!」です。
脚の外側、前側の筋肉を出来るだけリラックスさせて、体の「腰」と「内腿」を
つなぐインナーマッスル「大腰筋」を発揮して歩くことで、スラリと長い脚で
歩くことが可能になります。
以前ご紹介したエクササイズでは、この大腰筋を目覚めさせるために、他の筋肉を
リラックスさせることを行いました。
「体コラムNo.12 超簡単☆“脚ぶらぶら”エクササイズ」
http://body-motion.net/body-colum_12
そこで!
本日は、この大腰筋を意識して、実際に「歩く」ためのエクササイズに挑戦
いたします。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:細くて長い脚で歩くために!
【歩く編】“(ルルべUP)腰-内腿ウォーキングEX”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:壁か机などに片手を添え、前に歩けるスペースを確保して立ちます。】
■前回ご紹介した、ルルベUP(踵を上げて重心を高くした姿勢)から始めます!
【前回までのおさらい】
1)準備の姿勢で息を吸って吐きながら、1.脚の裏で床を押し、2.つむじが
上に伸びるイメージを持ち、3.お腹を軽く細めます。
※胸と肩はリラックスしましょう。2-3呼吸続けて。
2) そのままの呼吸を続け、足の裏が粘着テープで床についているとイメージ
してください。つむじが上に引っ張られて背伸びをしようとしますが、足が
しっかりと床についているので踵が上がりません。
※息を吐きながらお腹を細めて、背骨がどんどん上に伸びるイメージをして
ください。
3)2)のイメージをもったまま、粘着テープから足の裏を剥がすように、
じんわりと踵を浮かせます。
4)体が一番細長い状態をイメージして踵を上げきったら、足の指で床を突き
指すようにして立ちます(バレエでいう“ルルベUP”の姿勢)。
【今回は、ここから!】
<レベル1>
5)そのまま、腰から片脚を前に出すつもりで歩きます。
(踵を持ち上げた”ルルベUP”のまま。「竹馬」に乗って歩くイメージ!)
<レベル2>
6)1本のラインの上を歩くように、腰-内腿を前に出すようにして歩きます。
(同じように「竹馬」のイメージで。お腹を細めて、肩はリラックスして
ください。)
※5)または6)のイメージで歩き、慣れたら手を離して歩いてみましょう。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
お腹を引き上げて腰から歩こうとすると、はじめは肩が持ち上がってしまうかも
しれません。
まずは、コアの引き上げと、「腰から脚」のイメージを体にしみこませることが
大切です。それが出来たら、肩の力を抜いて呼吸が楽にできるようチャレンジ
してみてくださいね。
≪このエクササイズのポイント≫
『お腹を細めて、「竹馬」に乗っているイメージで腰から歩く!』
——————————————————————————
女性の方は、ハイヒールの時にこのイメージをすると、相当キツイエクササイズに
なりますので、是非お試しください(笑)。
—————————————————————————–
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■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2016.11.24号より)
※このコラムは、以前メールマガジンでお伝えしたものを、バックナンバーとして
転載しております。
これまでの「体コラム」の一覧は、こちらをご覧ください。
こんにちは。
BODY MOTION 主宰の和美です。
10月も後半に入り、いよいよ今年の終わりを感じる季節となりました。
私は毎年この時季になると、お仕事もプライベートも今年やり残したことを
整理して、年末に向けてちょっとスパートをかけて頑張ります。
毎年、「もっと早くやっていれば…」とも思うのですが、短期集中で打ち込む
のも時に気持ちが良いので、これは治りそうにありません(笑)。
◆・・・・・
短期集中で、美しい脚づくり。
◆・・・・・
さて、そんな短期集中シーズンの波にのって、こちらのメルマガも前回から
3回連続企画でお届けしていますが、お試しはされたでしょうか?
まず、前回は美しいレッグラインを作るための準備段階として、脚のインナー
マッスルを整えるエクササイズをお届けいたしました。
http://body-motion.net/body-colum_36
そして、今回は整えたレッグラインを更に美しく長く見せるために、体幹を
引き上げるエクササイズをご紹介いたします。
◆・・・・・
ポイントは、立ち姿にあり。
◆・・・・・
前回は寝た姿勢でレッグラインを整えました。
では、それを立った姿勢で同じように再現できるでしょうか?
私たちの体は、脚の上に胴体(背骨から骨盤まで、いわゆる「体幹」)が
乗った形をしていて、その間に、「股関節」という大きな関節があります。
立ち姿勢をとった時に、この股関節の上にどっしりと胴体が埋もれるような
姿勢をしていると、
・お腹周りの筋肉がゆるみ、
・股関節はかたくなり、
・体の力が外に逃げて、「O脚」姿勢に…。
これでは、理想の「細くて長い脚」とは程遠い形になってしまいます。
たとえ寝た姿勢で十分に筋肉を引き延ばしていても、立った時に重力に負けて
体幹を支えられないのでは、せっかく整えたレッグラインが台無しです。
そこで!
本日は、立った姿勢で長い脚をキープするためのエクササイズをご紹介
いたします。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:細くて長いレッグラインを作る
【立姿編】“コアの引き上げ(ルルベアップ)EX”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:壁か机などに両手を添え体を支えて両脚を揃えて立ちます。】
■コアの引き上げ(ルルベアップ)EX
1)準備の姿勢で息を吸って吐きながら、1.脚の裏で床を押し、2.つむじが
上に伸びるイメージを持ち、3.お腹を軽く細めます。
※胸と肩はリラックスしましょう。2-3呼吸続けて。
2) そのままの呼吸を続け、足の裏が粘着テープで床についているとイメージ
してください。つむじが上に引っ張られて背伸びをしようとしますが、足が
しっかりと床についているので踵が上がりません。
※息を吐きながらお腹を細めて、背骨がどんどん上に伸びるイメージをして
ください。
3)2)のイメージをもったまま、粘着テープから足の裏を剥がすように、
じんわりと踵を浮かせます。
4)体が一番細長い状態をイメージして踵を上げきったら、足の指で床を突き
指すようにして立ちます(バレエでいう“ルルベアップ”の姿勢)。
5)背を高く保ち、お腹を細めたままゆっくり踵を下ろします。
※3)-5)を2-3回繰り返しましょう。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
このエクササイズは、繰り返す度に背がのびていくイメージで行ってください。
ただし、普段このような「引き上げ」を意識し続ける必要はありません。
なぜなら体幹のインナーマッスルが十分に目覚めていない状態でやり過ぎると、
呼吸が止まってしまい、肩や腿の余計な緊張に繋がるからです。
日常でOFFになっているスイッチを入れるように、1日1回を目安に思い出した
時にやってみてください。
≪このエクササイズのポイント≫
『お腹を細めて、背骨がどんどん上に伸びるイメージをもつ!』
——————————————————————————
始めは肩に力が入ってしまうかもしれませんが、まずは「お腹が引きあがる」
感覚があればOKです。緩んで下がったコアの筋肉をしっかり刺激しましょう♪
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■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2016.10.24号より)
※このコラムは、以前メールマガジンでお伝えしたものを、バックナンバーとして
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こんにちは。
BODY MOTION 主宰の和美です。
今年は夏の終わりを楽しむ間もなく、なんとなく台風と共に秋に移行していますね。
そろそろ、お洋服も半袖から長袖へ、スカートからパンツスタイルへと変わっている
方もいらっしゃる頃ではないでしょうか?
◆・・・・・
パンツスタイルだったら、脚を隠せる?
◆・・・・・
さて、スカートよりも膝や足首を隠せるパンツスタイルは、気になる下半身を
隠せるので、ちょっとホッとできるもの。しかも、最近では「エフォートレス」な
お洋服が流行りですので、ゆったりとしたパンツスタイルで今年は安心…と感じて
いる方も、いらっしゃるかもしれません。
◆・・・・・
大切なのは、“レッグライン”。
◆・・・・・
でも、ちょっと想像してみてください。
同じゆったりとしたパンツスタイルをしている方でも、
1)「ボテッ」として見えるひと
2)「スラッ」として見えるひと
違いがあるのは、なぜなのでしょう?
それは、体重の問題でしょうか?
体格の問題でしょうか?
もちろん、それも影響はあるでしょうが、脚の美しさを決めるのは、
“レッグライン”
です。
体の“ライン”を作るのは、体の骨と骨とつなぐ、体の奥深くにある
「インナーマッスル」。
インナーマッスルを細く長く整え、のびのびと使いきることで、細くて長い
レッグラインが誕生するのです。
そこで!
本日は、細くて長いレッグラインを作るためのコンディショニングをご紹介
致します。年末に向けて、3部完結編でお届けいたします。
第1部の今回は、骨を正しい位置に置き、骨と骨を繋ぐインナーマッスルを
整えるエクササイズです。大きな動きをすることよりも、脚の中の筋肉を
じんわりと伸ばすことをイメージしてやってみてください。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:細くて長いレッグラインを作る
【準備編】“脚のインナーマッスル引き伸ばしEX”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:うつぶせに寝て、掌を下にして両手を重ねておでこの下に置きます】
■準備体操1:お腹の凹め体操
・(準備した姿勢で)おへそを思い切り凹ませます。
・そこから半分ほどお腹の力を緩めます。(A)
■準備体操1:肩のリラックス体操
・(Aのお腹凹のまま)息を吸って両肩を持ち上げ首をすくめ、息を吐いて肩を
下ろします。(B)
※リラックスして、肩甲骨が「V」の字に背中を流れ落ちるイメージ。
■脚のインナーマッスル引き伸ばしEX
1)(Bの姿勢のまま)両脚の外ももを軽く内側に回します。
※お尻が立体的になるイメージ。感覚がつかみ難い方は、足の小指を内側に
巻き込むようにします。
2) そのまま足の甲は床に付けたままで、右足の爪先を遠くに伸ばし、脚のもも、
膝を伸ばします。
※左右のお尻の位置がそろったままで行けるところまで!
3)左脚も2)と同様に行います。
※腰→内もも→膝→足の甲のラインがまっすぐに繋がり、細く長く伸びるよう
イメージします。
【チャレンジ】
4)脚のラインの繋がりを感じて2)3)が行えるようになった方は、脚を床から
5cmほど浮かせてみましょう!
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
今回は本当に、地味なエクササイズでしたね(笑)。
このようなエクササイズは、回数をたくさん行うよりも、体の繋がりを感じる
ようじっくりと行うことが大切です。
まずは、左右3回ずつを目安に行ってください。
≪このエクササイズのポイント≫
『腰→もも→膝→足の甲のラインがまっすぐに繋がるイメージをもつ!』
——————————————————————————
地味なエクササイズは体感しづらい場合もあるので、分からないことはスタジオで
お尋ねください♪
—————————————————————————–
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■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2016.09.26号より)
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こんにちは。
BODY MOTION 主宰の和美です。
先日は台風による大雨があり、日々天気が目まぐるしく変化しています。
これだけ湿度も高く、暑さも厳しい日が続くと疲れや体のダルさを感じて
いる方もいらっしゃるかもしれませんが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
◆・・・・・
猛暑、猛暑と言われますが、、、
◆・・・・・
さて、突然ですが、毎年「猛暑」と騒がれている昨今の夏。
日頃テレビのニュースなどを見ていると、年々暑さが増しているような気さえ
してしまいます。
そこで、本日は気象庁のデータより、日本の夏と体の変化を考えてみました。
◆・・・・・
日本の夏は、暑くなったか?
◆・・・・・
まず、気象庁の東京を地点とするデータより、1930年から2010年までの20年
ごとと、2015年、2016年(8/23までのデータ)の8月の最高気温を比較してみました。
33.5度(1930年)
34.2度(1950年)
35.5度(1970年)
35.9度(1990年)
37.2度(2010年)
37.7度(2015年)
37.7度(2016年)
ここまで80年あまりで、+4.2度上昇しています。これは、やはり年々気温が
高まって暑くなっているということでしょうか?
そこで、次に、同じ年代の8月の日平均気温を比較してみました。
26.8度(1930年)
26.2度(1950年)
27.4度(1970年)
28.6度(1990年)
29.6度(2010年)
26.7度(2015年)
27.6度(2016年)
8月の平均気温で比較をしてみると、こちらは年代によってバラつきがあり、
「年々気温が上昇している」と一概には言えないようです。
つまり、(非常に粗い分析ではありますが)今回調べたデータからは、
『日本の夏は平均的(日平均気温)にはそれほど暑くはなっていないけれど、
暑い日の気温(最高気温)は年々上昇している。』
ということは言えそうです。
ただ、昔と比べて数字上の平均気温はあまり変わりがなくても、アスファルトの地面で、
ビルに囲まれて生活している今の東京では、私たちの「体感温度」は違うのかもしれません。
また、昔とは違い外で身体を動かす機会が減り、エアコンの利いた部屋での生活に慣れて
いる私たちの体は、知らず知らずのうちに暑さに弱い体に進化しているのかもしれない…
そんなことを思いました。
そこで!
本日は、夏の寝苦しい夜におすすめの、肺を広げる胸のストレッチをご紹介いたします。
昔の様に重い物を持ったり全身を使った作業をこなすことが少なくなった都会生活者の
体は、胸板が薄くなり呼吸が浅くなりがちです。
エクササイズで胸(肋骨)を広げて、呼吸のしやすい体をつくりましょう。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:肺を広げて呼吸を楽にする
【寝苦しい夜に!】“寝たまま胸を広げるストレッチ”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:寝転がって腕を広げられるスペースを確保してください】
1)仰向けになって寝て両手を真横に広げ、両膝を揃えて立てます。
2)そのまま両膝を左に倒し、左手の上に右手を揃えます。
※ちょうど、抱き枕を抱えて寝るときのような姿勢です。
3)お腹を軽く凹ませて、右手をゆっくり頭の上に伸ばします。
※背中や腰も一緒に上に伸びるイメージが大切。
4) そこからゆっくり肘を曲げながら、腕を後ろに引きます。
※バストと顎を上げるイメージで肘を斜め後ろに引き、肩を後ろに引くように。
(掌は自分の方を向く形です。)
★【ここで腕や首が痛い方は、無理に腕を後ろまで回さないように注意!!】
5) 胸の真ん中ががじんわりと伸びるのを感じたら、腕を元に戻し、
反対も同様に行います。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
これは、しっかりと出来れば1回ずつで十分効果があります。
「胸の真ん中が開いている。」と感じる肘や腕の角度を探しながらやってみて
ください。
≪このエクササイズのポイント≫
『背中や腰を一緒に持ち上げるイメージで腕を上げ、胸の真ん中から開く!』
——————————————————————————
くれぐれも、肩を無理に捻ることのないよう、ご注意ください!
——————————————————————————
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※【体コラム】これまでのバックナンバーはこちらをご覧ください。
⇒⇒http://body-motion.net/body-column/
■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2016.08.26号より)
※このコラムは、以前メールマガジンでお伝えしたものを、バックナンバーとして
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これまでの「体コラム」の一覧は、こちらをご覧ください。
こんにちは。
BODY MOTION 主宰の和美です。
そろそろ、梅雨明けも近づいてくる気配。すると、やってくるのは、夏!
暑い夏に向けた、心と体の準備運動はもうお済ませでしょうか?
さて、これから暑くなり、スカートやショートパンツなどで膝を出す
季節になると、気になってくるのは「膝のお肉のたるみ」。
先日ご紹介した、ひざ裏を伸ばすストレッチは、美しい膝や脚のラインを
作るのにお薦めのエクササイズですが、他にも、「キュッと引き締まった
膝づくり」にお薦めのエクササイズがあります。
※前回ご紹介した“ひざ裏伸ばしストレッチ”は、こちら。
http://body-motion.net/body-colum_33
◆・・・・・
膝のお肉のたるみは、なぜできる?
◆・・・・・
では、エクササイズのご紹介の前に、気になる「膝のお肉のたるみ」が
できるメカニズムについて、簡単にご紹介いたします。
お肉のたるみとは、言い換えると、「余分なお肉」。
これは、一般的には「お肉がついた」と考えてしまいがちですが…。
メルマガを読んでくださっている皆様には、もうお馴染みのことと思い
ますが、余分なお肉があるということは、そのお肉の下に、「眠っている
筋肉」があるということ。
つまり、膝のたるみの下にある筋肉をしっかりと使い切ることで、膝が
引き締まってくるということです。
膝の場合には、たるみの原因が「むくみ」や「老廃物の滞り」である
こともありますが、これも筋肉の働きが改善し、リンパの流れが改善する
ことで改善が期待できます。
◆・・・・・
膝をキュッと引き締めるための筋肉。
◆・・・・・
膝の曲げ伸ばしに関わる筋肉はたくさんありますが、膝を引き締める
のに最も大きな役割を果たす筋肉。
それは、ももの前側にある「大腿四頭筋」です。
では、それをただやみくもに鍛えれば良いのかというと、それは逆効果。
なぜなら、膝を伸ばすための筋肉がかたく縮こまってしまうことで膝を
十分に伸ばすことができず、表面の脂肪がたるんだ状態になってしまうの
です。
そこで!
本日は、前ももをしっかりと伸ばし、膝を引き締める筋肉を使いきるための
ストレッチをご紹介致します。
ストレッチとはいえ比較的ハードなエクササイズですので、腰、膝の痛い
方は無理をせず様子をみながら行ってください。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:前もものハリを解消する
【美しい膝づくりの準備に!】“前もも伸ばしストレッチ”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:大き目のクッション、畳んだ布団を準備してください。】
1)正座になって座り、お尻の後ろにクッション、または畳んだ布団を
おきます。
2)手で体を支えながら、正座のままゆっくりと後ろに倒れます。
※クッション、または布団の上に背中を預けます。
3)息を深く吐きながら、膝を曲げたまま膝先を遠くに引き伸ばします。
4) 前もも、膝周りの筋肉が伸びるのを感じたら、脚を崩して伸ばし、
リラックスします。
※無理のない範囲で少しずつ、両膝が閉じられるようにチャレンジして
みましょう。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
背中に置くサポート用のクッションを徐々に薄くし、床に背中が付け
られるところを目指しましょう♪
≪このエクササイズのポイント≫
『息を深く吐きながら、膝先を遠くに伸ばす』
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前もものハリが気になる方にもオススメです。
くれぐれも、無理のないように行ってくださいね!
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■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2016.07.26号より)
※このコラムは、以前メールマガジンでお伝えしたものを、バックナンバーとして
転載しております。
これまでの「体コラム」の一覧は、こちらをご覧ください。
こんにちは。
BODY MOTION 主宰の和美です。
最近、ようやく梅雨らしいお天気になって参りました。
湿度が高くなったり、寒暖差が激しくなったりするこの季節は疲れも出やすく、
その疲れが体の猫背姿勢につながりやすいことは、以前のメルマガでもお伝え
いたしました。
【体コラム】vol.9~梅雨のジメジメで、「猫背姿勢」になっていませんか?~
http://body-motion.net/body-colum_09
では、本日は猫背姿勢の中でも、「立った時の猫背姿勢」について、考えて
みたいと思います。
まず、実際に立って、まっすぐピンと姿勢を正した状態から、猫背姿勢に
なってみましょう。
体にどんな変化が起きたでしょうか?(特に、下半身に注目してみてください)
◆・・・・・
立った姿勢で、猫背になると…
◆・・・・・
さて、これだけのテストで確認するのは難しかったかもしれませんが、
恐らく多くの方は、「膝が曲がった」のではないでしょうか。
それはなぜかというと、膝をピンと伸ばしたままで猫背になろうとすると、
おのずと「腹筋」を使うことになります。
ですから、今、膝が曲がらずに猫背ができたという方は、日頃から腹筋を
使う習慣があるか、もしくは、膝を曲げずにお尻がダウンすることで腹筋を
使わずに補っているか…この辺はお話しすると長くなってしまいますので
今回は割愛するとして。
とにかく、腹筋を使わないで済む簡単な逃げ道として、「膝を曲げる」
という動きがあります。
◆・・・・・
膝を曲げた猫背姿勢が続くと…
◆・・・・・
膝を曲げた姿勢が長く続くと、膝が左右にブレやすく、安定しない状態が
続きますので、膝に痛みを生じることがあります。また、膝が曲がったまま
になることでリンパや血流が悪くなり、脚のむくみにも繋がります。
そして、そうした状態が長く続くと、
「膝周りのお肉がたるむ」
「膝の関節が太くなる」
など、女性にとっては大きな悩みの種にもなってきます。
そこで!
本日は、曲がった膝をしっかりと伸ばすストレッチをご紹介いたします。
是非、しっかりとポイントを抑えて、「効く」ストレッチにしてください♪
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:曲がった膝を美しく伸ばす
【むくみの解消にもオススメ!】“ひざ裏伸ばしストレッチ”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:寝て脚を伸ばせるスペースを確保してください。】
1)仰向けて寝て、両脚を伸ばします。
2)右膝を折り曲げて、ひざ裏を両手で支えます。
3)お腹を軽く凹ませながら、右足のかかとを天井に突き上げます。
4)そのまま、かかと-アキレス腱-ふくらはぎ-ひざ裏の繋がりをイメージ
しながら、じんわりひざ裏を伸ばします。
※反対(左側)も、同じように行います。
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→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
このエクササイズは、膝を押し込むように伸ばすのではなく、かかとが
天井の方に引っ張られるように脚の後ろ側を細く長く伸ばしていくのが
ポイントです。
≪このエクササイズのポイント≫
『膝を押し込まずに、かかとを天井に突き上げる!』
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長時間歩いた時の脚のリフレッシュや、脚のむくみの解消にもオススメです!
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■最後までお付き合いをいただき、ありがとうございました。
(BODY MOTION メルマガ2016.06.27号より)
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こんにちは。
BODY MOTION 主宰の和美です。
5月に入り、日差しの強い日が続いています。昼間は夏のお洋服を着ていても
暑いくらいの今年の気候ですが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
◆・・・・・
洋服の袖が、短くなってくると、、、
◆・・・・・
さて、最近パーソナルクラスで女性の方々から寄せられる声。
それは、「ワキのお肉」が、気になるということ。
これは、BODY MOTIONのプロセスの中では、体の改善のサインのひとつでもあるの
ですが、「それならOK!」とはならないのが、、、乙女心というもの。
◆・・・・・
なぜ、ワキのお肉が目立ってきたの?
◆・・・・・
一般的に、女性の方が最初に気になるのは、「二の腕のお肉」ではないでしょうか。
これは、BODY MOTIONの視点で考えると、いわゆる猫背姿勢により、使わなくなった
背中側の二の腕のお肉が目立って盛り上がっている状態。
そして、猫背が解消し、首回りがスッキリして二の腕のお肉がなくなってくると…。
今度はなぜか、「ワキのお肉」が気になりだすのです。
それは、二の腕のお肉がワキに回り込んだ、ともとれますが、正確には、「肩甲骨が
外に広がっている」という課題が浮き彫りになってきたということ。
本来、体の中心に向かって寄っているはずの肩甲骨が腕の方に広がり、使われる
べきワキのお肉がダラリとたるんでいたのが、猫背の改善によって目立つようになる
のです。
そこで!
本日は、この広がった肩甲骨を正しい位置に寄せる、ワキのお肉の解消エクササイズ
をご紹介いたします。
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:肩甲骨を本来の位置に戻す
【ワキのお肉を解消する】“肩甲骨寄せEX(うつぶせver.)”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:うつぶせに寝るスペースを確保してください。】
1)うつぶせに寝て、肘を曲げて手のひらを床につけ、肩が楽になる腕の位置を
探します。
2)そのまま肘先をまっすぐ上から30度くらい外に広げ「逆ハの字」にし、顔を
下に向けます。
3)目線は下を向いたまま、楽にできるところまで上体を起こします。
※床から10-20cmくらいまで。腰が痛い方は、お腹に力をいれて低い高さで。
4)そのまま肩をリラックスし、肩甲骨を左右交互に内側に向かって小さく動かし
ましょう。
※とっても小さな動きでOK。「ワキのお肉を内側に寄せる」とイメージして下さい。
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→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
今回のエクササイズはポジションを作るのが少し難しかったかもしれませんが、
自分が楽に、気持ちよくできるところ、「使っていない所を使っている!」と
感じるところを探してみてください。
≪このエクササイズのポイント≫
『リラックスして、肩甲骨を小さく動かす!』
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肩甲骨が寄ると、バストが広がりUPします。美しいバストラインを作る為にも
おすすめですよ!
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(BODY MOTION メルマガ2016.05.25号より)
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こんにちは。
BODY MOTION 主宰の和美です。
4月になり、少しずつ日差しが強くなって参りました。そろそろお洋服もコート
から春の装いへと移り変わる頃ですが、体の準備はよろしいでしょうか。
◆・・・・・
私たちの体は、怠け上手?!
◆・・・・・
さて、前回は普段とはちょっと異なる「非日常」の体の動きをすることで、
眠っているインナーマッスルを呼び覚ましました。つまり、裏を返せば私たちは
日常生活の中で本来使うべき筋肉を眠らせたままにしてしまう癖があるというと。
これは、体が怠け上手であるとも言えますが、体が怠けてばかりというわけでは
決してありません。
◆・・・・・
体は素直で、私たち思い。
◆・・・・・
体のインナーマッスルが凝り固まるメカニズムは人によって様々です。例えば、
普段浅い呼吸をずっとし続けていると、肋骨(あばら骨)がしっかりと開いたり
閉じたりという動きが起こりません。その結果、肋骨周りの筋肉がかたくなり、
その周りにあるお肉がたるんでくることがあります。その他、「腕を動かす」
という動き。これは本来腕を動かすには体幹、背中、腕の筋肉が協調して動く
のが体の構造にそった、自然な動きです。それが、「腕」というパートだけを
動かす癖が続くと…。体幹や背中を動かすことがなくなるので、先ほどと同じ
サイクルにのって、背中のたるみに繋がる可能性があります。
そこで!
本日は、ランニングの時に行う「腕を振る」というシンプルな動きを使って、
皆さんの体の癖に気づき、体のたるみを解消する動きに改善します!
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エクササイズ紹介:ちょっとした意識で変わる!
【背中のたるみを解消する】“ランニングEX”
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■
【準備:立って肘を曲げて腕を振れるスペースをとってください。】
1)脚を肩幅に開いて立ち、ランニング動作のように肘を曲げて腕を前後に
振ります。
⇒(a)これが、皆さんの普段の動きのパターンです。
2)次に、両ひじに買い物袋を下げているイメージで、肩を下ろして腕を振り
ます。
⇒(b)何か違いはありましたか?
3)更に、2)に「おヘソを凹ませる」イメージを加えて、肩を下ろして腕を振り
ます。
⇒(c)何か違いはありましたか?
4)最後に、3)に更に「駄々っ子」になったイメージを加えて、肘を背中の中心
に向かうように大きく揺さぶり振ります。
⇒(d)何か違いはありましたか?
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////
→→「お疲れ様でした!!」
いかがでしたでしょうか?
≪動きの解説≫
(a)腕が前にばかり触れていたり、肩が上がっていませんか?
→そのような癖が続くと、「肩こり」になりやすいかもしれません。
(b)肘の重さを感じることで持ち上がった肩を下ろす力が生れます。
→普段この意識をするだけで、首がすっと長くなり肩こり解消に繋がります。
(c)ここで変化を感じる方は、普段から体幹が弱まっているのかも。
→お腹を意識することで腕と背中との連動が生まれ、背中のたるみ解消に。
(d)少し野生的なこの動きは、体に「ひねり」を加え肋骨も揺り動きます。
→体のくびれ作り、上半身全体の引き締めに効果的です。
≪このエクササイズのポイント≫
『体を意識して、腕を大きく振る!』
——————————————————————————
デスクワークが多くて上半身が凝り固まっている方のリフレッシュにも、
是非どうぞ♪
——————————————————————————
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